NHK大河ドラマ 【軍師 官兵衛】 第2回 「忘れえぬ初恋」 あらすじ ネタバレ [あらすじ]
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NHK大河ドラマ 【軍師 官兵衛】 2013年1月12日(日)
NHK総合 20:00~20:45
BSプレミアム 18:00~18:45
第2回 「忘れえぬ初恋」 あらすじ ネタバレ
軍師 官兵衛 第2回目のあらすじをご紹介します。
官兵衛の悲しい初恋の結末です・・・
◆官兵衛の出仕
官兵衛は政職の近習として出仕することになりました。
しかし、外様ということで、冷たくあしらわれるようです。
官兵衛(岡田准一)は政職(片岡鶴太郎)の近習として城に出仕することになった。
「職隆が一子、官兵衛孝高にございます。」
小河や江田、政職のいとこである櫛橋左京亮(増岡徹)などの重臣たちが、
品定めをするように官兵衛を見ている。
「御着の家中でおもだった者は皆、親類縁者の間柄にある。
おぬしだけが、よそ者だ。
せいぜい励むが良い。」
左京亮の息子左京進(金子ノブアキ)たちは侮蔑を隠そうともしない。
しかし、官兵衛は気に留めなかった。
陰口に心を乱されず、人一倍働き、出過ぎたまねはするな。
それが、外様の生きる道だと、父に諭されていたからだ。
◆初めての戦
官兵衛が初陣を迎えます。
味方の危機に孫子の兵法で対応して、敵を撤退させます。
永禄5年(1562年)、龍野の赤松政秀(団時朗)が挙兵して小寺領内に攻め込み、
官兵衛は初陣を迎えた。
周辺の地理に詳しい官兵衛は、政職に願い出て物見を許され、
武兵衛(永井大)を連れて丘の上から戦場を見下ろした。
初めて見る戦はすさまじく、ふたりとも体が震えてくる。
そのとき、ふと官兵衛は気づいた。
石川の軍勢は一進一退を繰り返しながら、左京進らの先鋒の部隊を
誘い込もうとしている。『孫子』で読んだ兵法だ。
戦場の職隆(柴田恭平)も罠に気づき、懸命に味方を止めている。
そこへ、官兵衛が馬で猛然と駆け付けた。
「父上! これは罠です。
左京進殿がそれと気づかず、敵を追っています!」
敵味方入り乱れての白兵戦となったが、やがて石川は味方を引き連れ、撤退していった。
味方の勝利である。
しかし、官兵衛は初めての戦に圧倒され、あたりに転がった死体を茫然と見つめていた。
◆官兵衛とおたつ
官兵衛とおたつの甘酸っぱい想い出です。
官兵衛は久しぶりに重隆(竜雷太)の屋敷を訪ねた。
「初陣にして、その働き、上出来ではないか。」
祖父はそう言ってくれたが、戦場では役に立つどころか叔父の休夢(隆大介)に命を救われ、
黒田の名に恥じぬ働きをするという父との誓いとは程遠い有様だった。
おたつ(南沢奈央)とも久しぶりに再会し、海岸を散歩する。
「姫路の若君がわざわざ御着に出仕なさるのは、要は官兵衛様は人質ということでしょうか?」
「武家に生まれた者の定めだ。だが、人質といっても色々ある。」
官兵衛は亡き母を思って言った。
海を見つめていると急に雨が降り出し、ふたりはずぶ濡れになって近くの小屋へ飛び込んだ。
突然、近くに雷が落ちた。おたつが悲鳴を上げて官兵衛の胸に飛び込んでくる。
「ご、ご無礼を・・・」
雨は止みそうもない。ふたりは交わす言葉もなく、
胸の高鳴りを感じながら窓の外を見つめていた。
◆竹中半兵衛
両兵衛の一人、竹中半兵衛がちょっと出てきます。
このころ、尾張統一を果たした信長(江口洋介)は美濃攻略に乗り出し、
斎藤龍興の稲葉山城を攻めていた。
斎藤軍は、全軍が伏兵と化し、侵入した敵の退路を断った後、
一斉に攻撃に転じる「十面埋伏の陣」という戦法をとった。
この罠にはまった信長は、窮地に追い込まれた。
家臣の木下藤吉郎(竹中直人)が山道を走ってくる。
「猿か・・・」
数年前、いきなり家来にしてくれと信長の前に現れた男だ。
「こたびは負けたが、必ずや美濃を手に入れてみせる。よし、退け!」
信長軍が撤退していく中、藤吉郎はその場に留まり、稲葉山城を見上げた。
「斎藤方には、とんでもない軍師がいるようじゃな。」
その男こそ、のちに官兵衛を軍師の道へと導いていくことになる
竹中半兵衛(谷原章介)であった。
◆浦上との同盟
官兵衛の考えとは別に小寺は浦上と同盟を結びます。
これが、悲劇に結果を生んでしまいます。
官兵衛の初陣から一年。小寺は宿敵・赤松と和議を結んだ。
しかし、虎視たんたんと進出の機会を伺っていた赤松は、
海路を制する要地にある浦上家の室津城をねらっていた。
御着城では重臣達による評定が開かれていた。
浦上と手を組むのが最善の道とする小河や江田。
熟慮すべきと主張する左京亮と職隆・・・。
「当家と浦上が手を組めば、赤松は追い込まれ、窮鼠猫を噛む。
必ず攻めに出ます。」
我慢できず、部屋の隅から口を出した官兵衛。
政職はなかなか決断ができず、ようやく一月後に浦上との同盟を結ぶことになった。
◆おたつとの別れ
時代のさだめか、官兵衛とおたつの淡い恋は実らず別れの時がきます。
そんなある秋の日、官兵衛は侍女を連れて庭を散策していた主君の正室・お紺(高岡早紀)に
呼び止められた。
「官兵衛はすきなおなごがいますか?
いるなら、手を離さないことです。一生、悔いて生きることになりますよ。」
お紺の言葉に心を打たれた官兵衛は矢も楯もたまらず、馬に飛び乗った。
むろん、おたつに会うためだ。
ところが、官兵衛は善右衛門から思いがけない話を聞く。
おたつが、職隆の養女として浦上家へ輿入れすることになったのだ。
善右衛門も重隆も官兵衛とおたつが互いに淡い思いを抱いていることはしっていいる。
「本当にいいのか?」
広峯明神の境内で、官兵衛はおたつに尋ねた。
「はい。官兵衛様は、人質でも幸せになれるとおっしゃいましたよね。
おたつはきっと幸せになります。」
心を決めたおたつに官兵衛は何も言えなかった。
永禄7年(1564年)正月。
姫路城を出発するおたつの花嫁行列を見送った官兵衛は、黒田屋敷に戻り、
寝転がって、虚空を見つめていた。
思い浮かぶのは、美しいおたつの花嫁姿ばかりだ。
「若、たった今、急な知らせがあり、赤松が兵を挙げて、室津城に向かったそうです。」
おたつが危ない! 赤松軍は祝言の最中をねらって浦上家をつぶす気だ。
官兵衛は武兵衛の制止を振り切り、必死の形相で室津城へ馬を走らせた。
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NHK大河ドラマ 【軍師 官兵衛】 2013年1月12日(日)
NHK総合 20:00~20:45
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第2回 「忘れえぬ初恋」 あらすじ ネタバレ
軍師 官兵衛 第2回目のあらすじをご紹介します。
官兵衛の悲しい初恋の結末です・・・
◆官兵衛の出仕
官兵衛は政職の近習として出仕することになりました。
しかし、外様ということで、冷たくあしらわれるようです。
官兵衛(岡田准一)は政職(片岡鶴太郎)の近習として城に出仕することになった。
「職隆が一子、官兵衛孝高にございます。」
小河や江田、政職のいとこである櫛橋左京亮(増岡徹)などの重臣たちが、
品定めをするように官兵衛を見ている。
「御着の家中でおもだった者は皆、親類縁者の間柄にある。
おぬしだけが、よそ者だ。
せいぜい励むが良い。」
左京亮の息子左京進(金子ノブアキ)たちは侮蔑を隠そうともしない。
しかし、官兵衛は気に留めなかった。
陰口に心を乱されず、人一倍働き、出過ぎたまねはするな。
それが、外様の生きる道だと、父に諭されていたからだ。
◆初めての戦
官兵衛が初陣を迎えます。
味方の危機に孫子の兵法で対応して、敵を撤退させます。
永禄5年(1562年)、龍野の赤松政秀(団時朗)が挙兵して小寺領内に攻め込み、
官兵衛は初陣を迎えた。
周辺の地理に詳しい官兵衛は、政職に願い出て物見を許され、
武兵衛(永井大)を連れて丘の上から戦場を見下ろした。
初めて見る戦はすさまじく、ふたりとも体が震えてくる。
そのとき、ふと官兵衛は気づいた。
石川の軍勢は一進一退を繰り返しながら、左京進らの先鋒の部隊を
誘い込もうとしている。『孫子』で読んだ兵法だ。
戦場の職隆(柴田恭平)も罠に気づき、懸命に味方を止めている。
そこへ、官兵衛が馬で猛然と駆け付けた。
「父上! これは罠です。
左京進殿がそれと気づかず、敵を追っています!」
敵味方入り乱れての白兵戦となったが、やがて石川は味方を引き連れ、撤退していった。
味方の勝利である。
しかし、官兵衛は初めての戦に圧倒され、あたりに転がった死体を茫然と見つめていた。
◆官兵衛とおたつ
官兵衛とおたつの甘酸っぱい想い出です。
官兵衛は久しぶりに重隆(竜雷太)の屋敷を訪ねた。
「初陣にして、その働き、上出来ではないか。」
祖父はそう言ってくれたが、戦場では役に立つどころか叔父の休夢(隆大介)に命を救われ、
黒田の名に恥じぬ働きをするという父との誓いとは程遠い有様だった。
おたつ(南沢奈央)とも久しぶりに再会し、海岸を散歩する。
「姫路の若君がわざわざ御着に出仕なさるのは、要は官兵衛様は人質ということでしょうか?」
「武家に生まれた者の定めだ。だが、人質といっても色々ある。」
官兵衛は亡き母を思って言った。
海を見つめていると急に雨が降り出し、ふたりはずぶ濡れになって近くの小屋へ飛び込んだ。
突然、近くに雷が落ちた。おたつが悲鳴を上げて官兵衛の胸に飛び込んでくる。
「ご、ご無礼を・・・」
雨は止みそうもない。ふたりは交わす言葉もなく、
胸の高鳴りを感じながら窓の外を見つめていた。
◆竹中半兵衛
両兵衛の一人、竹中半兵衛がちょっと出てきます。
このころ、尾張統一を果たした信長(江口洋介)は美濃攻略に乗り出し、
斎藤龍興の稲葉山城を攻めていた。
斎藤軍は、全軍が伏兵と化し、侵入した敵の退路を断った後、
一斉に攻撃に転じる「十面埋伏の陣」という戦法をとった。
この罠にはまった信長は、窮地に追い込まれた。
家臣の木下藤吉郎(竹中直人)が山道を走ってくる。
「猿か・・・」
数年前、いきなり家来にしてくれと信長の前に現れた男だ。
「こたびは負けたが、必ずや美濃を手に入れてみせる。よし、退け!」
信長軍が撤退していく中、藤吉郎はその場に留まり、稲葉山城を見上げた。
「斎藤方には、とんでもない軍師がいるようじゃな。」
その男こそ、のちに官兵衛を軍師の道へと導いていくことになる
竹中半兵衛(谷原章介)であった。
◆浦上との同盟
官兵衛の考えとは別に小寺は浦上と同盟を結びます。
これが、悲劇に結果を生んでしまいます。
官兵衛の初陣から一年。小寺は宿敵・赤松と和議を結んだ。
しかし、虎視たんたんと進出の機会を伺っていた赤松は、
海路を制する要地にある浦上家の室津城をねらっていた。
御着城では重臣達による評定が開かれていた。
浦上と手を組むのが最善の道とする小河や江田。
熟慮すべきと主張する左京亮と職隆・・・。
「当家と浦上が手を組めば、赤松は追い込まれ、窮鼠猫を噛む。
必ず攻めに出ます。」
我慢できず、部屋の隅から口を出した官兵衛。
政職はなかなか決断ができず、ようやく一月後に浦上との同盟を結ぶことになった。
◆おたつとの別れ
時代のさだめか、官兵衛とおたつの淡い恋は実らず別れの時がきます。
そんなある秋の日、官兵衛は侍女を連れて庭を散策していた主君の正室・お紺(高岡早紀)に
呼び止められた。
「官兵衛はすきなおなごがいますか?
いるなら、手を離さないことです。一生、悔いて生きることになりますよ。」
お紺の言葉に心を打たれた官兵衛は矢も楯もたまらず、馬に飛び乗った。
むろん、おたつに会うためだ。
ところが、官兵衛は善右衛門から思いがけない話を聞く。
おたつが、職隆の養女として浦上家へ輿入れすることになったのだ。
善右衛門も重隆も官兵衛とおたつが互いに淡い思いを抱いていることはしっていいる。
「本当にいいのか?」
広峯明神の境内で、官兵衛はおたつに尋ねた。
「はい。官兵衛様は、人質でも幸せになれるとおっしゃいましたよね。
おたつはきっと幸せになります。」
心を決めたおたつに官兵衛は何も言えなかった。
永禄7年(1564年)正月。
姫路城を出発するおたつの花嫁行列を見送った官兵衛は、黒田屋敷に戻り、
寝転がって、虚空を見つめていた。
思い浮かぶのは、美しいおたつの花嫁姿ばかりだ。
「若、たった今、急な知らせがあり、赤松が兵を挙げて、室津城に向かったそうです。」
おたつが危ない! 赤松軍は祝言の最中をねらって浦上家をつぶす気だ。
官兵衛は武兵衛の制止を振り切り、必死の形相で室津城へ馬を走らせた。
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